同期信号発生装置の製作

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注意・警告

 ここで掲載している装置を製作して、VTRやモニタを破壊したり、感電その他の事故・トラブルが起きても、それはあなたの責任であり、コンテンツを制作した私の責任ではありません 個人の責任において製作・使用してください


 バイト先で、DV収録するときは、カメラ内蔵デッキと、20mのカメラケーブルを経由して、バックアップ用のDVデッキ(S社のDSR−20)と2台に録画するのですが、たまに、ケーブルを外して、ハンディーで撮ることがあります このとき、バックアップデッキに、映像とカメラ音声が録画できないのは当然ですが、音響さんからの送り出しまでもうまく録音できません どうも、DRS−20は同期信号が来ていないときは、録音しないように設計されているようです で、DSR−20にニセの同期信号を送って、送り出しの方をちゃんと録音できるように、簡易同期信号発生装置を製作しました



 回路図中の単位指定のないコンデンサはμF
 ICは東芝のTC9018P 日本橋なら共立電子で手に入ります 確か資料付きで600円だったと思います この石は、簡単にNTSC/PALの同期信号を得ることのできるICです また、バーストパルスを入れればカラー動作も可能です


使用したIC
ユニバーサル基板上で製作
組み込んだケース
出力の波形 H-SYNC周辺
出力の波形 V-SYNC周辺

 製作法:
 回路図通りに組んでくれたらいいのですが、水晶やその周辺の配線は小さくまとめてください うまく配線しないと、みょ〜な発振をします そばの10pFのコンデンサは、温度保証タイプにした方がいいかも また、実際の製作では、電源として006P電池を使う場合、5Vの3端子レギュレーターを入れましょう 低ドロップのものにすれば電池動作が可能です 電源ランプとして、LEDも付けました 出力端子は、業務機を意識して、BNCプラグにしてみました ただし、無線用のインピーダンスが50Ωのタイプではなく、75Ωのものを使いましょう
 この回路を入れるケースはアルミケースにしましょう プラスティックケースの場合は、内側にアルミホイルを張り付け、静電遮蔽します

 評価:
 最初、プラスティックケースそのままに組み込んだのですが、うまく同期信号が出てきませんでした オシロの波形もぐちゃぐちゃ 特に、手を近づけるとおかしくなります 簡単な回路の割には、デリケートなようです(笑) もちろん、静電遮蔽すればきれいなのが出てきました その後、デジカメ撮影のために分解したら、発振しなくなりました 水晶を手で触ると発振します なんでこんなに不安定なんだ?
 上のオシロの写真は、かなり不鮮明ですが、実際には、きれいな波形が出てました 消費電流も非常に少なく、LEDの点灯に大半を費やしている感じです 10MHzオシロでビデオ信号を計測するのは大変なので、誰か20MHz以上の機械を譲ってくれません? できればラインセレクタ付き(汗) それと、オシロの写真を撮る道具も
 波形を見た限り、286mV以上あるような気がするけど、気のせい? 75Ωで終端してオシロで計ったけど ちゃんと計り直さなあかん?
 非常に簡単な回路で、ちゃんとした同期信号が得られるのには驚きました 3.58MHzの水晶を恒温漕入りの高級品にすればスタジオ送出規格(RS−170A)くらいの信号が出るかもしれませんね ただ、この回路のままではカラーバーストは出ませんけど
 近いうちに、実際の現場で使用してみたいのですが、いつになるとこやら 実験をする機会が得られれば更新します 私が製作した装置が初めて商用に使われるので、むっちゃ楽しみです(笑) ついでに一言、録音できない原因は別なところにあるような気がしてならないのは私だけでしょうか? 某カメラマンさん


 納入実績:

日本綜合テレビ 神戸営業所2台
神奈川大学 宇佐見研究室1台



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